耳で観る映画。音に関しては一貫して人の会話と環境音のみで構成される作品なので、緊張しすぎて2時間ずっと体をこわばらせていたせいか、(不謹慎だけど)終盤疲れて眠くなってしまった。 ヘスの職場での電話の内容から、ラストの現代パートにおける博物館の掃除シーンまで、何もかもが淡々と進んでいく中で「事象」として聞こえてくる銃声や悲鳴、画面に登場する服や靴の山がいっそう不気味に感じられる ...